こんにちは、budです😃
このブログを見てくれている方は投資に興味がある方だと思いますが、同時に楽天経済圏の住人も多いはず。そんなあなたは楽天のポイ活には詳しくても、楽天という企業についての認識が浅い人も多いのではないでしょうか?budもその中の一人なので今日は楽天の銘柄分析を行いたいと思います。楽天の株式購入の指標にもなればと思います。
楽天はどういう会社?
まず楽天はどういう会社であるかを考えましょう。創業時はインターネットを使った物販ビジネスでしたが、そこから事業を広げていき現在は多角化経営をしております。銀行、カード事業、証券、インフラ等手広く経営してますね。最近は楽天モバイルで携帯事業に本格参入してます。
ちなみに株価推移はこんな感じです。
2020年12月25日の終値は¥997円です。配当金は¥4.5円のため利回りは0.45%です。銀行に預けるよりはましな利回りですね。ただ楽天は配当を出すより成長の維持を期待されている会社なので配当が出るだけましと考えときましょう。
では、楽天の決算書とIRの分析を始めたいと思いますが、競合との比較で銘柄分析を行う手法もあるのですが、楽天はビジネスが巨大で独自すぎるので競合と比べてもあまり参考にならないような気がします・・(yahooやNTTと比べてどうなの?って感じです)そのため楽天自身の銘柄分析をしたいと思います。
楽天 決算書(IR)分析
最初に損益計算書を分析します。下のグラフをご覧ください。
(ちなみに楽天は12月が本決算なので、今時点では第3四半期決算で分析します)
2018年は¥1335億円の営業利益ですが、20年は-600億の赤字です。これは楽天モバイルの投資のためです。楽天の既存事業の利益は順調で年々増加していますが、その利益を圧倒するくらいモバイル事業に投資をしている事になります。
ただ見落としてはいけないのは楽天は営業利益だけ見ても本質がつかめない企業です。きちんと純利益も分析します。
これは営業利益と純利益の比較です。営業利益は本業での利益ですが、純利益はその他の損益(経常利益、減損etc)も加味した利益です。
あなたはこのグラフを見てあれ?と思いませんか。2019年は営業黒字¥1129億円に対して純利益は赤字の¥△147億円になります。楽天モバイル事業の投資費用は営業利益前の営業費用に計上されているのでその投資分のマイナスではありません。決算書を調べていくと答えが分かってきます。損益計算書に持分法による投資損失という科目がありました。
そうです楽天は投資会社の側面を持っているのです。
少し記事が長くなってきたので後編でここらへんのとこを記事にします。
次の記事もみてね😊