こんにちはbudです。
今日は株価と信用倍率の観点からbudの持ち株である帝石を分析して検証してみたいと思います。こつこつと地道にチャート分析することが個別株では重要ですよ 😊
ちなみに帝石の株は去年から買いのポジションを取りました。
その時の記事はこちらです。
信用倍率から今後の株価を考えよう
まず信用倍率についておさらいです。
信用倍率とは信用取引の売建と買建の比率です。過去記事に書いてるので詳しく知りたい人は参照してね。
基準倍率は1になり、信用買いが多いと1以上、信用売りが多いと1未満になります。
帝石の株価チャートと信用倍率は?
それでは株価と信用倍率の観点から帝石を分析してみましょう。
去年のコロナ前の2020年1月から株価はジョットコースターのように下落し今に至っています。それではこの時期の帝石の信用倍率のチャートです。
帝石の株価は20年1月の¥1200円から急降下するのですが、それにともなって信用倍率も上がっていきます。信用買い残の比率が多くなっている事が分かります。
ちなみに信用倍率が1以下、つまり売りが多かったのは上図の期間では20年1月10日の
信用倍率0.92だけです。その他は全ての期間で買い残が多い状態が続いてます。
ここで重要なのは信用倍率の値で株価を推測する事ではなく株価の動きや市場の動きに連動して考える事です。信用倍率が高いと株価は下がる、信用倍率が株価は上がるというのは結果論なのでそこまで単純ではありません。
信用残はあくまで株価が上下する場合の燃料になりうるだけと考えましょう。
帝石の信用倍率推移のストーリー
帝石の信用倍率の推移は概ねこんな感じのストーリーでは。
- コロナ前は株価もある程度安定していたので信用倍率も1に近かった、つまり需要と供給がバランスを保っていた
- コロナショックで株価が暴落。その後株価戻りを期待して信用買いが増える
- 原油価格上昇。株価上昇を期待して信用買いがさらに増える。
- しかし株価は戻らない、信用買い塩漬け
- 信用買い勢力落胆し転売→信用買い残減る
- 信用倍率が1に近づき、株価が上がる足場が近づいてきている!😍
budの推理はこんな感じかな。
原油価格は戻っているのに株価は思い通りに上がらないので信用買いが減ってきた。
WTI(原油先物)の値段が上がると共に株価上昇を期待して帝石の信用倍率も上昇してる事がわかりますね。
値上がりを続ける銘柄の信用倍率の推移を見てみよう
このコロナ渦でも株価が爆上げ銘柄も参考に信用倍率の推移を見てみましょう。
ここではファーストリテイリングとイオンを参考に見てみます。
やはり爆上げしている株は売り残が多いことがわかります。
(ただ時価総額が少なく板が薄い株は信用倍率が変わりやすいから注意してね😉)
イオン
まとめ
信用倍率は株式の今後を予想するためにチェックする項目の一つなのがはっきりと分かると思います。買い残が減り売り残が増えるときが株価上昇のサインになる可能性が高いです。帝石は株価上昇のパワーをためている途中だと思われます。
今後の上昇に期待しましょう😊