budの株式投資ブログ

個人投資家budがの資産形成日記です。

投資信託の基準価格について

みなさんは投資信託の基準価額の意味をしっかり理解されてるだろうか?budはエンジニアですが、恥ずかしながら初歩的な基本をなんとなく覚えるだけで後になって(普通に5年後とか)そういうことだったのかーと気づく事が多いです(/ω\)基礎中の基礎を理解するのは意外と難しいのです。

 

 

投資信託の基準価額

純総資総額を口数で割ったものが基準価額だ!(一口=1万円)                                    純資産総額=ファンドが投資家から集めた資金とその運用成果と合わせて時価(運用コストの信託報酬を差し引く)で評価したもの。よくわからんので絵で簡単に説明します。難しいことを簡単に考えることが重要だとbudは思います。

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汚い絵ですいませが、上の図で説明します。これは投資信託の一番初めの設定と考えてください。ファンドが投資してやるから金をくれと言います。3人が私が金を出します言って出資します。この時、基準価額=純資産総額¥3万÷口数(3)=¥1万円になります。そして時間がたちファンドが集めた金で投資した株式が値上がりすると下図になります。

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基準価額=純資産総額¥6万÷口数(3)=¥2万円。ファンドの成績が良いときに基準価格は上がります。

・人気がでても基準価格は上がらない

株価のように買う人が多く人気がある投資信託の基準価格はあがりません。投資信託は純資産総額が上がるだけです。最近SNSを見ているとETF(上場投資信託)の影響もあると思いますが、ここを根本的に勘違いしているコメントが多いです。株価は需要と供給の関係によって値が決まるため、買い(需要)が増えれば株価も上昇します。しかし基準価額は、買いが増えれば純資産総額と同時に保有する口数も増えるため、値が上昇するとは限りません。市場における需要と供給ではなく、投資信託保有する資産の増減によって、基準価額の値は変化します。投資成績の良い投資信託は人気が出て買いたい人が多くなります。そうすると下図のようになります。

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基準価額=純資産総額¥12万÷口数(6)=¥2万円。人気が出ても基準価格は変わらず、純資産総額が増えるだけのなです。f:id:bud_2020:20200921182751p:plain

・まとめ

最近人気の米国ETF(QQQ、VOO、SPYD)などですが、これらの価額は売買で基準価額は変わりません。投資成績で基準価額が変わるのです。そこを分かっていると価額の意味がだんだん分かるようになっていきます!(^^)!。

 

NISA(一般)について

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今日はNISAについてbudが思ってることを書きたいと思います。

 

・NISAとは

 いわずとしれた非課税制度です。株の売買による利益や配当金には特定口座だと20%税金がかかります。10万円利益がでたら問答無用で国に税金2万円持ってかれます。株を始めたときはまずこの税金の高さにびびります( ;∀;)。NISAの前は軽減税率で税金は10%まで掛かってました。(結論から言うと軽減税率の方がNISAよりいい制度だったと思います😢

・NISAの弱点  ①5年後の購入価格設定

NISAの制度上の弱点は5年後NISAの非課税期間終了後の取得価格についてです。

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非課税期間終了時の価格が購入価格と決定されてしますのです。つまり10万円で購入した個別株が1万円になりその価格で非課税期間が終了すると購入価格が1万円になります。その後2万円になったところで売却すると1万円が利益と確定されされ税金20%、2千円が税金でもってかれます。8万円も損してさらに税金までもってかれるという悲惨な状況が生まれます。

・NISAの弱点  ②損益通算できない

特定口座では損益通算ができます。例えば配当金が年間25万円ある場合特定口座では税金で5万円持ってかれます。しかしこの5万円を損益通算すれば損出しができるのです。例えば含み益5万円の株を売却した場合損は5万円になります。そうすると5間年の損を確定でき、配当金にかかるはずだった税金5万円を払わなくて済みます。塩漬けされそうな株を無くす事ができます。NISAでは損益通算ができないので、損出しもできないのです。

・NISAはなぜこんな制度になったのか

NISAは金融庁が作ったルールですが、なぜこのような塩漬け株個人投資家に押し付けるような中途半端な制度を官僚が作ったのかは謎です。誰か教えてくれ(/ω\)。せめてNISAの非課税期間が終わる5年後に株を購入した価格で特定口座に移管することができれば最高の制度設計だったのに。

・NISAの使い方

NISAは国内個別株では損益通算ができないので使えません。個別株はどんなに決算書を読み込んでも、テクニカルに相場を読もうとしても必ず3割は損を出します。その損出しを出来ないことはとても致命的です。また国内投信も非課税期間5年後にプラスの成績になってるかはほぼ運次第なのでリスクが高すぎます。唯一使えそうなの米国ETFががいいとbudは思います。米国株は税金が国内&アメリカの税金で30%かかりますがNISAだと国内の税金はゼロになりアメリカの税金のみ10%に抑えることができます。またアメリカ株は基本右肩上がりなので、コロナのような不運に見舞われなければ5年後の非課税期間終了後にプラスに持っていける確率が高いと思います。

・まとめ

NISAはあんまり使えない制度なので特に国内個別株は特定で税金を払った方がいいと思います。株に払う税金は掛け捨ての保険と同じ意味合いで考えましょう。最後に負けなけい事が長期株式投資では一番有効だと思います。

国内個別株分析 TAKARA&CO 20年9月

今日は国内個別銘柄の分析を行うよ!

 3~4年前にインカム狙いで購入した宝&COの株価が爆上げしているので銘柄分析をまじめにしてみました。TAKARA&CO(7921)

買ったときは¥1500くらいで配当金¥50の利回り3%。インカム狙いの安定株というポジションでした。

 

 最近の株価の推移

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 今年の7月くらいから爆上げしてます!

第2のアイアールジャパン(6035)とかネットでざわついてます。

アイアールジャパンとはテンガバーを達成した宝&COと同業種の個別銘柄です。(IR関連銘柄というくくり)

株価の推移

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2017年が¥500くらいなのが今の価格は¥14000。テンバガーどころか30バガーです!

2019年あたりから爆上げちゅ!(^^)!ということは宝&COも爆上げするのか!(^^)!

budは素人投資家なので手っ取り早くこの2つを比較して分析してみようと思います。

 

 

業務内容チェック

TAKARA&CO  

上場企業向けでディスクロージャ支援、翻訳大手サイマルインターナショナルを買収

アイ・アールジャパン

企業のIRとSRに特化したコンサル業務。  TOBMBOコンサルも充実。

個人的な見解ですが、TAKARAの方はIRに関しての実務が主で、アイアールはコンサルタントに重きを置いてるという印象です。

ただグローバル向けのディスクロージャを念頭において翻訳大手を買収しているのが今後TAKARAが伸びる可能性を感じるところ。僕としては、米国企業の決算書を逆に日本語に訳して販売するとかいろんなビジネスに展開できる気がしました。

 

業績チェック

 損益計算書を比較してみます。

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みなさんはこの二つのグラフを比較してどう思うだろうか?

売上はTAKARA&Cの方が上回ってるが、営業利益を比べるとアイ・アールが上回ってしまっているのだ。

アイ・アールの営業利益率は20年度で47%。なんじゃこりゃという数値をた叩きだしてます。しかも前年比で利益が2倍の超成長曲線を描いている銘柄でした。

 

 

 

今後売上が上がると利益は宇宙の膨張レベルで増大しそう!(^^)!なんでこんな成長しているかは別途調べたいと思います・・・

(こりゃテンバガーの勢いあるわ)

それに比べるとTAKARAの成長度合いは老獪な老舗のような堅調さです。

財務チェック
 貸借対照表を比較してみます。

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 お財布事情は老舗のTAKARAがリードしてますが、アイアールの売上と営業利益の伸びを考えると、TAKARAに追いつくのは時間の問題ですね。
念のため純資産の利益剰余金比率も比較しておきます。

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結論

アイアールのキャッシュの伸びは50%増。アイアールの株が欲しくなってきた( ;∀;)

さすがテンガバー株です。

TAKARAはこつこつ伸びてるのでアイアールのような株の上がり方はしないのではと比較をしていて思いました。

現在株価¥3000を狙う位置にいますが、来年までによくて¥4000くらいのポジションかと思います。

ただTAKARA&Cはとても安定している会社なため、保有していて損はありません。budも押し目では買い増しする予定です。

 

しかしTAKARAはPO(公開売り出し)を行うことが決定(/ω\)

今後株価はジェットコースターにように下がるかも。

今後に要注目です

 

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初出掲載:2020年12月13日