こんにちはbudです。今回は決算書の勉強をしたいと思います。
損益計算書の下の方に記載してある包括利益とは何かについて記事にしてみました。
こつこつ日々勉強で株式相場に挑みます😊
包括利益とは
budは会社の昼休みにwebで決算短信を読むのが趣味ですが、その中の損益計算書に記載してある包括利益とは何かが気になったので調べてみました。
営業利益や当期純利益は分かりやすいのですが、何気に包括利益をbudは理解していない事に気が付きました。
イオンの去年の決算短信を例に見てみます。
決算書の営業利益、経常利益、純利益まではみなさん理解していると思いますが、包括利益ってみなさん分かってますか?
純利益¥268億円に対してマーカで引いた包括利益¥602億円となってます。
利益がなんで二つあるのか?
答えは時価計算の利益を足したものです。
もうちょっと詳しく見てきましょう。
この、その他の包括利益が純資産の時価を利益として計算したものです。
貸借対照表の純資産の部にある資産の時価変動を利益として取り扱い
損益計算書にも記載しているのです。
出典元:経費の教科書
ただ上記の説明だとまず理解できないと思います。
もう少しかみ砕いて説明するぜ😉
包括利益とは株式でいう含み損益の事だ!
budのブログを読んでくださってる方は株式投資をしてる人が多いと思いますが、株は利益確定しなければ実際の損益は存在しません。(税金もかかりません)
たんに含み益、含み損になります。
(budも去年のコロナショック時は含み損がとんでもない事になりました😅)
包括利益=株でいう含み損、含み益の事なのです!
包括利益の項目
- その他有価証券評価差額金
- 繰越ヘッジ損益
- 為替換算調整勘定
上記の項目を自分の株式投資に置きかえると理解できると思います。
どの項目も利益が確定していない損益なのです。
つまり損益が確定しない時価です。
具体的に自分が普段している事に置き換えると分かりやすいでしょ😊
決算書で確認してみよう
まずは損益計算書です。
そして貸借対照表です。
貸借対照表の資産の時価変動が損益計算書の包括利益に間接的につながります。
連結株主資本等変動計算書も見ておきます。
これは貸借対照表の純資産と全く同じことが書かれてます。
ここで注意点があります。以下の関係性は頭にいれとくべきです。
じつは損益計算書と貸借対照表に記載してある包括利益は違いがあります。
上記の項目を自分の株式投資に置きかえると以下になります。
そうとう意味合いが違うのでこの点は注意しましょう。
まとめ
株式会社の決算書も、単純な事を少し難しく記載してあるだけです。
自分の普段の家計簿を会社の決算書にあてはめるだけで理解が深まります。
簡単な事を難しくアウトプットするのがどの業界でも世の常。
いかに単純化して簡単に考えるかが重要です。