こんにちはbudです。今回の記事は米国株ETFのVIGを分析してみました。
Budは既にVOOは保有してるのですが、twitter界隈でよくVIGの話題が多いので興味をわきました。
・VOO VIG概要
VOO S&P500 ETF |
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S&P500指数のパフォーマンス連動 |
VIG 米国増配当株式 ETF |
NASDAC US ディビデント・アチーバーズ |
これを見るとVOOは素直にS&P500に連動しているインデックスと分かるのですが、VIGはNASDACに連動しているETFなの?と思う人がいるかもしれませんが、それは違います。このNASDAQなんちゃらは米国株全体の中から10年以上連続して増配の実績をもつインデックス指標なのでNASDAQだけではなくほとんどの米国証券を網羅してます。詳細を書くと記事一個分になるのでここでは割愛させていただきます・・。
・保有銘柄&セクター比較
VOO
いまをときめくハイテク株のGAFA+Mがしっかり上位銘柄に組み入れられてます。その他にもP&GやVISAなどバランスがいいですね。さすが王道インデックスETF!!
VIG
組み込み銘柄の一位はwalmart(スーパーマーケットチェーン)ですね。セクターで見ると一般消費財の組み入れが多いので景気の動向に対して変動が少ないディフェンシブな銘柄が多いです。それゆえ安定して何十年も増配を確保できるんですね。配当を出してない、もしくは少ないGAFAは入っておりません。
・リターン比較(キャピタル&インカム)
VOO
基準価額 | 分配金 | 分配金利回り | |
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2015年12月31日 | $186.9 | $3.9 | 2.10% |
2020年11月12日 | $324.6 | $5.3 | 1.65% |
リターン(5年) | 58% | ||
リターン(1年) | 12% |
VIG
基準価額 | 分配金 | 分配金利回り | |
---|---|---|---|
2015年12月31日 | $77.8 | $1.8 | 2.34% |
2020年11月12日 | $136.0 | $2.2 | 1.64% |
リターン(5年) | 57% | ||
リターン(1年) | 11% |
比較して驚きましたがキャピタルゲインにあたるトータルリターンとインカムゲインにあたる分配金利回りがほぼ同じ値です。増配を繰り返している株式を中心としたインデックスとS&P500のリターンがほぼ同じになるのです。また増配当株式だから配当の利回りが多いのではと思う人もいるいるんが、増配株は人気が出るので株価が上がり結局利回りは平均くらいになります。そしてつまりキャピタルも市場平均に近づくという事ですね。
VIGチャートとS&P500の比較↓ ほぼ一致します。
・結局どっちのETFを買えばいいのか
正直運用成績が数十年に渡ってほぼ同じなのでどっちでもいいのですが、楽天証券ではVOOが買付手数料無料ETFに指定されてます。だからbudはVOOを買います。塵も積もれば山ですから。こんな結末ですいません😉
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