こんにちはbudです。GWはどこも出かけずお家の掃除に精を出してます。さて、
『あなたは貸株についてどういうイメージを持ってますか』
今回はbudは初めて貸株に挑戦してみました。
こつこつ頑張って資産を増やすぜ。
貸株とは
貸株とは個人投資家が保有する現物株式を証券会社に貸し出し、銘柄に応じた賃貸料を受け取るサービスです。貸株の金利はほぼ0.1%~0.2%がほとんどですが、ボーナス銘柄と呼ばれる1%を超える銘柄もあります。
難しい言葉で説明されてもよく分からないので実際やってみた!
楽天証券で貸株をやってみた
楽天証券で貸株を実際行ってみました。下記が注意する設定方法です。
1.配当金と優待は受け取る設定にしよう!
貸株をして配当金や株主優待を得る事ができなくなるのはほぼ損します。
システムで優待、配当優先の設定は絶対に忘れず設定して下さい。
そして貸株を証券会社で設定する時の一番の注意点は下記です。
2.自動で貸し出さない設定にしよう。
楽天証券で貸株の申し込みをすると、今まで買った国内株と新規で買う国内株はデフォルトで全て貸株にするという設定になってしまいます。
設定変更で自動で貸し出さない設定にする。
こうする事で貸株を自分でコントロールできます!
なぜこの設定が重要かは貸株のデメリットの項目を読んでください。
実際の 貸株金利による利益はこれだ!!
budの持っている現物国内株のゆうちょ銀行株の300株を貸株してみました。
- ゆうちょ株価 ¥999
- 株数 300株
- 貸株株価合計 ¥299,700
- 貸株金利 0.1%
- 日数 1日(1/365=0.00274)
- 計上額 ¥0.82
計上額=貸株株価合計×金利×(1日÷365)
一年で受け取れる貸株金利合計は¥299.7円になります。
※株価や貸株金利の変動によって一年に受け取れる金利は変動します。
(やっぱ0.1%だと少ないな・・)
貸株のデメリット
貸株に出さない株式は保護預かりになっており、証券会社が潰れても株式は保護されます。しかし貸株になっている株式は保護されず証券会社が破綻すればその株は帰ってきません。
証券会社なんてめったに潰れないんじゃないの?とあなたは思うかもしれませんが、世の中に絶対はありません。メジャーな楽天証券もSBI証券も破綻する可能性はゼロではないのです。
もう一つのデメリットは貸株金利の利益は雑所得になります。そしてこの所得は証券会社で源泉徴収されないので自分で確定申告しなければなりません。ただサラリーマンは給与以外の所得が¥20万以下の場合は申告しなくてもいいというルールもあり、グレーな状態なので今後確定申告する時期に税務署にbudは調査してみたいと思います。
貸株はこう使え!
貸株は証券会社が破綻したらその株式は保護されません。保有株を全て貸株にするのはリスクが少ないとしても、ストレスは相当なものになるはずです。
保有株の1~2割くらいを貸株に利用するのがストレスも少なくいいのではと思います。
そしてたまに貸株ではこんな事が起こります。
コメントするのが難しい銘柄がずらっと並びますね😅
しかし検索を続けるとこれはという銘柄を見つけました。
そうです、コロナ禍で株価が爆上げしたワークマンです。
3%もの貸株金利がついてました。
下記が最近のワークマンの株価の推移と貸株金利の推移です。
コロナショック以前から注目を浴びていた10バガー株のワークマンのような有名銘柄でも3%もの貸株金利がついてます。
たまたまこういう優良銘柄ほ保持していて売る気がないなら、貸株に出せば3%もの金利がつく事になります。このような株を保有していたのならば迷わず貸株設定にしてお小遣い稼ぎをいましょう。
ワークマンを年始から貸株に出すと¥5,000くらいは稼げますよ!
ただ懸念点としては貸株金利上がるという事は株を借りて売りたい投資家が増えている、つうまり売りの圧力が強いという事です。
株価は暴落する可能性が高いのでホールドする力が試される事になります。