budの株式投資ブログ

個人投資家budがの資産形成日記です。

米国の金融緩和の気配 株式への影響はどうなるのか?

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こんにちはbudです

 

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今の米国相場で重要なキーワードはテーパリングです。

 

金融用語で量的緩和の終わりを意味します。つまり量的緩和を見直す事を意味します。QEの縮小を意味します。

QEとはQuantation Easingの略で量的緩和の意味です、

 

量的緩和中央銀行が市場に大量に資金を供給する事で、デフレ脱却や景気を刺激する事を意味します。そしてマネーが大量に市場に出回ると国債の価格が上がり金利が低下する事を意味します。

 

米国で行われた量的緩和は近年に3度代表的なものが行われています。
リーマンショック時に行われた量的緩和です。

  1. QE1 : 2008年11月~2010年6月
  2. QE2:2010年11月~2011年6月
  3. QE3 :  2012年9月~2014年10月

実際この時期の米国債10年利回りと株価チャートを確認してみましょう。

  • TNX・・米国債10年利回り(上に貼ったチャート)
  • SPX・・S&P500指数

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 2009年にリーマンショックが起こり、株価は暴落しました。FRBはすぐさま量的緩和を実行。大量のマネーを市中にばらまきました。

 

その結果株価は持ち直します。
株価が上昇カーブを維持する2014年までマネーのばらまきは続きました。

 

そして量的緩和が終わった後はどうなったか?

 

それがこのチャートです。

 

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その後も実は国債利回りは調整に使われ、QEという名目はありませんが、1.5%~2.5%の低金利をうろうろしています。米国は基本ずっと量的緩和を継続している状況なのです。日本のマイナス金利よりはましですが、米国も同じように低金利政策を10年以上続けていることになります。

 

そして直近の数価がこちら
そうですコロナショックです。

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米国利回りが直近の歴史上で初めて1%を割りました。

 

この量的緩和の結果株価も近年例に無いくらいの急上昇をしています。

 

株価が上がるのはいい事ですが、急激な上昇はインフレ加速やバブルの懸念につながるので望ましくありません。

 

今回行われる金融緩和で米国債利回りが3~4%程度になっても株価の一時的な上昇を食い止めるだけで、長期的に見れば米国相場は膨張を続けるはずです。

 

 

むしろコロナショック後異常に上昇している米国株を安定させるためには当たり前の措置です。この量的緩和にうろたえる必要は全く無いと思います。

 

コロナショック後米国株を買った人はトータルリターンが平均30%程度になっているはず。この状態が異常なのだと思います・・

 

 

個人投資家が株で勝てるのは長期的に時間をかけて投資できるからです。

周りの変なインフルエンサーの雑音はかき消してじっくり長期で投資しましょう。

 

ちなみにこれがリーマンショックからのチャートです。
どう見ても右肩上がりの米国相場です。

 

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